特急「A列車で行こう」で熊本~天草の旅へ 5

「天草宝島ライン」で航路、天草へ

熊本駅ホームで記念撮影小さな豪華客船「マリソル号」 さて、三角港から本渡港までは約1時間の船旅です。今回乗船する「マリソル号」は、なんとこちらも「A列車で行こう」に合わせ、水戸岡鋭冶氏にリニューアルデザインをしていただいたのだそう!
駅だけならまだしも、接続する(しかも別会社の)クルーザーまでコンセプトが統一されるなんて、大変珍しいことではないのでしょうか?
それだけ、A列車で行く「列車」+「船」の天草への旅への期待が大きいという表れなのでしょうか^^
なるほど、マリソル号の外観は、黒を基調にゴールドのラインでどことなくA列車に似た雰囲気。さらに赤の船底塗料を塗ることで、豪華客船をイメージしたのだそう。内装も、JR九州の車両にも使われているモケット生地をソファに使用し、木製の肘掛けを設置するなど、高級感のある座席になっています。

熊本駅ホームで記念撮影甲板から臨む天草の海 このように、非常に居心地のいい船内なのですが、船旅を存分に楽しみたいなら、甲板がおすすめ。クルーザーなので海面までの距離が近く、スピード感が楽しめるだけでなく、島々の間を縫うように走る絶景クルージングが魅力です。もちろん、天草五橋も海の上から眺めることができるんですよ。

熊本駅ホームで記念撮影本渡港・旅客ターミナル 熊本駅ホームで記念撮影本渡港にあしらわれたステンドグラス本渡港まで約1時間ですが、美しい景色を眺めている間にあっという間に到着してしまいました。

特急「A列車で行こう」にはじまり、終着駅の三角駅、そして「天草宝島ライン」のマリソル号と、常に「大人の旅」というコンセプトが統一され、優雅な雰囲気を演出してくれた今回の旅。天草への期待が高まり、とても楽しむことができました♪
特急「A列車で行こう」+「天草宝島ライン」の旅、か~な~りおすすめです♪