車窓から見る立野駅 プリンに舌鼓を打っている間に、「あそぼーい!」はいつの間にか市街地を抜け、外輪山を右手に見ながら急勾配を走り始めます。いよいよ豊肥線の山場である「スイッチバック」です。豊肥線の立野駅は海抜277mで、阿蘇谷の赤水駅は465m。立野~赤水間は8kmしかないのに高低差は、60階建のビルに相当する190mもあるんです。列車はこの勾配を一気に登ることができないので、進行方向を換えながらジグザグに進んでいく「スイッチバック」で登るというわけです。
豊肥線名物のスイッチバック まずは立野駅で、進行方向を変えて急勾配を登り、折り返し点に到着すると、再び進行方向を変えて登ります。折り返し点では、元来た線路を眺めることもできるので、高低差を感じることができますよ。全国的にも珍しいスイッチバック、ぜひお楽しみください! また、立野駅は、南阿蘇鉄道とも接続しており、ここで乗り換えて南阿蘇へ行くこともできます。
くろちゃんのあそモコ弁当 じゃ~ん!このボリューム! さて、スイッチバック駅として有名な立野駅ですが、「あそぼーい!」限定販売の「あそモコ弁当」(1,000円)は立野駅からの販売です。立野駅でお弁当が積み込まれると、待ってましたとばかりにくろカフェに向かいます。限定販売なのでさすがに人気があり、飛ぶように売れていきました。 内容は、列車のコンセプトにあわせて子供が喜ぶメニューのオンパレード♪ 阿蘇のあか牛ハンバーグに焼肉、から揚げ、フライドポテトに目玉焼きなど、地元阿蘇の食材をふんだんに使用した夢のようなお弁当です。子供だけじゃなく、大人だってこんなお弁当だったら嬉しいですよね! また、可愛いパッケージデザインは、「あそぼーい!」と同じ水戸岡鋭治さんなのだそう。 「あそぼーい!」乗車の際にはぜひご賞味ください。(数に限りがありますので購入はお早めに!)