「いさぶろう・しんぺい号」 「いさぶろう・しんぺい号」は、熊本県人吉と鹿児島県吉松間の山線を走る観光列車。 山線は、通称「矢岳越え」と呼ばれる標高差430.3mの急勾配を越えるために、国内でも珍しい2ヶ所のスイッチバックと半径300mのループ線、トンネル、と当時の最高の鉄道技術を集めてつくられました。また、霧島連山や桜島を望む「日本三大車窓」のパノラマを大きな窓から楽しめるのも特徴。 古き良き時代を彷彿とさせる温かな雰囲気が漂う古代うるし色のボディに金のエンブレムの列車にのって、絶景とどこか懐かしい駅舎を訪ねる旅に出かけませんか? 。 いさぶろう・しんぺい号 動画編
停車駅と運行状況「いさぶろう・しんぺい号」は、肥薩線の人吉―吉松間を運行。1日2往復で、毎日運転。 詳しい運行状況はこちらでお確かめください。
名前の由来桜の名所でもある大畑駅
「いさぶろう・しんぺい号」は、吉松行きを「いさぶろう号」、人吉行きを「しんぺい号」と呼びますが、実は、これは明治時代の鉄道の偉人にちなんだネーミング。
肥薩線の人吉~吉松間は険しい山間地にあり、天下の難所と言われたところ。そこに鉄道を敷くわけですから、明治初期、国家の威信をかけて鉄道技術の粋を集めた工事が行われました。
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